地代の相場を知ろう!

2021年07月05日

地代の相場を知ろう!

地代(借地料)の相場の調べ方について解説

地代の相場

「相続した土地や、使用しなくなった土地を有効活用したい」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。

土地は自分で利用する以外にも、さまざまな用途で活用することができます。

売却して、まとまった資金を得ることはもちろんですが、所有したまま貸し出し地代で安定した収入を得ることもできます。

 

でも、土地を貸し出す場合、地代の相場を知らなければなりません。

では、その地代はどのように決まるのか。

 

地代の相場は、土地の面積や形状、立地、周辺環境などの条件によって活用方法が異なり変動します。

土地を活用して収益を得たいと思うのであれば、所有する土地の需要や相場に合った適正な地代を設定するようにしましょう。

 

地代の相場2

 

それでは、土地を貸し出す際の地代を算定する方法を解説します。

土地の地代を算出する方法は複数ありますが、どの方法も有効な計算方法といえます。

 

1, 公課倍率法(固定資産税を基にして算出する方法)

公租公課倍率法とは、公租公課(固定資産税と都市計画税)に一定の倍率を掛け利益がでるように土地の地代を求める方法です。

 

計算式は以下の通りです。

土地の地代(年間)=公租公課(固定資産税や都市計画税)×倍率

 

そもそも、固定資産税などの税金は、その土地の評価によって金額が決められていますので、税金をもとに価格を設定すれば、その土地の適正価格になりやすいのです。

固定資産税などの税金については、毎年自治体から送られてくる納付書で確認しましょう。

つぎに倍率については、地域や活用方法によっても異なりますが、住宅地の場合は3~5倍ほど、商業地の場合は5~8倍ほどで計算することが一般的です。

 

2,積算法(期待利回りを基にして算出する方法)

積算法とは、更地での価格に対して、土地から得られる期待利回りと必要経費を加えた金額から地代を求める方法です。

 

計算式は以下の通りです。

土地の地代(年間)=更地価格×期待利回り+必要経費

 

期待利回りは、一般的に2%程度で計算します。また、必要経費は固定資産税や都市計画税などの租税公課ですが、土地の維持管理費があればそれも含みます。

つぎに、更地価格とは、その土地を更地の状態で売却したときにいくらになるのか、というもので、公示地価から調べたり、不動産会社に査定を依頼してみましょう。

査定のご依頼は ⇒ こちらをクリック!

 

 

3,路線価から算出する方法

路線価というのは、国税庁が発表している土地の価格です。路線価を元に更地価格を求めて、そこから借地料を算出します。

 

計算式は以下の通りです。

土地の地代(年間)=路線価÷0.8×土地面積×1.5~3%

 

路線価は公示価格の8割程度になるように定められているため、更地の価格を求めるためには路線価を0.8で割り計算します。また、年間借地料は、更地価格の1.5~3%が目安になります。

尚、路線価から算出する場合は、道路との位置関係や土地の形、間口などによって評価額が変わってきますので、専門家に正確に算出してもらうことをお勧めします。

 

路線価は国税庁のホームページにで確認できます。 こちらをクリック!

 

4,賃貸事例比較法(実際の事例をもとにする賃貸事例比較法)

賃貸事例比較法とは、近隣エリアの似たような条件の土地の借地料を参考にして、その土地の借地料を決定する方法です。

近隣エリアに同じような土地で貸し出している土地が多くあり、借地料に関する資料が集められるエリアであれば、この方法が効果的です。

 

まとめ

ここまで地代に関する算出方法について解説してきました。

地代を算出する方法は複数あり、どの方法も有効な計算方法といえますが、その土地の需要や相場に合った適正な地代を設定することが大切です。

今回ご紹介した内容を参考に、地代の相場を確認して、土地の有効利用に役立ててください。